2019/05/13

WindowsのOS標準の日本語の入力ソフトの「Microsoft IME」は自動で学習する機能があります。このソフトはユーザーが入力するたびに学習して「ユーザー辞書」にデータを蓄積していきます。そのような状況なの
で、もし「ユーザー辞書」が壊れてしまうと正しい日本語に変換されなかったり、漢字の変換がおかしくなったりします。このような症状を解決するには、学習内容は削除されてしまいますが、「Microsoft IME」の
「ユーザー辞書」の修復を試しましょう。
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★「チェックディスク」を実行しましょう。
1.ローカルディスクcのプロパティ画面をひらきましょう。
「スタート」メニューから「コンピュータ」を選択してひらいてください。そしてユーザー辞書が保存されているドライブを右クリックしてでてきたメニュー画面の一番下にある「プロパティ」を選択しひらきましょ
う。私の場合はローカルディスクCでした。そして「ツール」タブの「エラーチェック」欄にある「チェックをする」ボタンを押してください。
2.オプションを選択して実行を。
上記の画面がでてくるので、両方のチェック欄にチェックを入れて「開始」をクリックしましょう。ここまでの作業でOSを再起動すると、「チェックディスク」が実行されます。
★「ユーザー辞書」の修復を。
1.言語バーからプロパティ画面をひらきましょう。
言語バーの「ツール」ボタンを押して「プロパティ」を選択してひらきましょう。
2.修復を実行してください。
上記の画面がでてくるので、「辞書/学習」タブをひらいて「辞書ツール」の欄にある「修復」をクリックしましょう。何回か警告画面がでたあと、修復が実行されます。なお修復で削除されてしまうのは、自動で学習し
たものだけになりますので、ユーザーが登録をした単語などは削除されません。
※ATOK 2009の時
日本語の入力ソフトが「ATOK 2009」のときは、ATOKバレットの「メニュー」から「辞書メンテナンス」→「辞書・学習設定」を選択してください。次に「詳細設定」ボタンを押して、「ユーザー辞書のクリア」をクリックしましょう。ただこの
場合学習内容だけではなくユーザーが登録した単語も削除されてしまうので注意が必要です。