2019/05/13

WindowsXPやWinodows7以降のOSは「システムのプロパティ」から復元ポイントの保存に使うディスクの領域を簡単に変更することが可能です。ですが、WindowsVistaの場合この変更がなぜか簡単にできないようになっ
ています。ただ絶対に変更できないというわけではなく、「コマンドプロンプト」を使用することで変更は可能です。ただ少しコツがあって、「コマンドプロンプト」を使用するときに「管理者」として実行しないと変
更はできません。この変更はローカルディスクCの空き容量を増やしたいときなどに有効です。では以下に詳細を記載します。
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★WindowsVistaの場合
1.「システムのプロパティ」からでは変更できません。
WindowsXPなどでは簡単に変えられた復元ポイントの保存領域ですが、なぜかWindowsVistaでは変えられなくなってしまいました。
2.「コマンドプロンプト」から「管理者」として実行しましょう。
「スタート」メニューの検索ボックスに「cmd」と入力してでてきたアイコンを右クリックしましょう。でてきたメニュー画面中の「管理者として実行」を選択してクリックしてください。
3.最大領域と使用領域をかくにんしましょう。
コマンドプロンプトの画面になったら次のキーを入力して「Enter」を押してください。「Vssadmin(半角スペース)List(半角スペース)ShadowStorage」を入力し終わると上記の画面になりますので、各ボリューム
の「最大領域」と「使用領域」と「割り当て領域」の中で「最大領域」を確認して、ここを変更しましょう。
4.最大領域をかえましょう。
次に以下のキーを入力して「Enter」を押してください。「Vssadmin(半角スペース)Resize(半角スペース)ShadowStorage(半角スペース)/For=C:(半角スペース)/On=C:(半角スペース)/MaxSize=10GB
上記の画像はローカルディスクCの領域を変更した画像になります。「C」のところは設定を変更したいドライブにあわせて書き換えてください。私はローカルディスクCを変更したかったので「C」となっていますが、
ローカルディスクDを変えたい人は「D」にしてください。また画像にもあるように10GBが変更した後の「最大領域」になります。変更が成功すると「~正しく変更されました」と表示されます。
★WindowsVista以外のOSの場合
1.システムのプロパティをひらいてみましょう。
「スタート」メニューから「コントロールパネル」を選択してひらきましょう。そして、「システムとセキュリティ」を選択し「システム」をひらいてください。次にその画面左側のタスク欄にある「システムの詳細設
定」を選択してクリックしましょう。「システムのプロパティ」画面の上側の「システムの保護」タブをクリックしてください。
2.システムの保護のプロパティを表示させてください。
上記の画面になったら「保護設定」の項目にある利用できるドライブから設定を変更したいドライブを選択してすぐ下にある「構成」ボタンを押しましょう。
3.ディスクの領域の使用量をかえてみましょう。
上記の画像の画面になったら、設定ディスク領域の使用量の項目にあるスライドバーでディスク領域の使用量を変えてみましょう。画像は約10GBを使用した画像になります。これで10GBが変更した後の「最大領域」にな
ります。「OK」のボタンをおせば設定は完了です。